Vivaldiで1Passwordの拡張機能が使えない困った事象(解決)

ブラウザを、ChromeからVivaldiに乗り換えて1年半弱。

タブを100以上開きっぱなし常習にとっては、二段型のタブスタックはありがたすぎる機能で、快適に過ごせているのだが、1つ困っていることがあった。

1Passwordの拡張機能がうまく動かなかったことだ。

拡張機能のインストール自体はできるのだが、鍵穴のアイコンを押すと”Couldn't connect to 1Password”のメッセージと共に、「Try agein」「Learn More」のボタンがある画面が表示される。

その時は、少しばかりネットをうろうろして、解決策を探ったが、問題を解消できず諦め、原始的なパスワード管理方法にしぶしぶ戻った。

(ちなみに、スマホや他のマシンとも同期している買い切り版の1Passwordである。マイマシンで使えなくなっただけなので、他サービスに乗り換えようという意欲までは湧かなかった。スマホ側が使えなくなっていたら、不便すぎて多分換えただろうけれど)

結論を先に書くと解決した。

Vivaldiの設定で、[外観] - [ネイティブなウィンドウを使用する]をONにして、ブラウザ再起動。

鍵穴アイコンを押すと懐かしいマスターパスワードの入力モーダルが表示された。(タイトルバーの色も変わった)

 

転機は今年1月。マイマシンが、ようやくWindows8.1から10にアップグレードを果たした。

往生際が悪すぎる。わかっている。それはともかく、アップグレード後に各機能がきちんと使えるか確認していく中で、ワンチャン上手く動かないか…の気持ちで、鍵穴のアイコンを押してみるが、やはり動かない。

もう一度調べてみるか。

OSアップグレード前にブラウザのタブを全て閉じたこともあり、非常にすっきりしたタブバーを見てやる気が満ちて来たので、再度調べてみることにした。

ブラウザ依存もあるのかと、検索キーワードに「Vivaldi」を入れながら探索すると、前回は見た覚えがないページがいくつかあった。

マイ環境と同様の画面のキャプチャが貼られたページもあった。だが「1Password for Mac」の例? ネイティブメッセージング?

どうやら、ブラウザがマシン側のアプリと通信できていないとか何とか書いてある。

VivaldiのバージョンX.XX以前は対応していません、ともある。

確か、マイ環境も拡張機能の名前が「1Password 拡張機能 (パソコンのアプリが必要)」である。

 

ブラウザの設定をいじれば、何とかなるのだろうか?

 

ちょっとした期待を以って検索の向き先を変え、同様の事象で困っていた先人がいないか探すも、見つけられず。

ダメ元で、Vivaldiの設定で検索窓に"Native"と入れてヒットせず、”ネイティブ"と入れると「ネイティブなウィンドウを使用する」が出てきた。「ネイティブメッセージング」と少し違うが、ええいやってしまえと、チェックをONしてブラウザを再起動した次第である。

ウィンドウのタイトルバーの色が変わったのは、OSの設定に準拠したせいらしい。

(むしろ、今まで独自色だったことに気付いてなかった。赤にしていたタイトルバーを見慣れていたので、少しさびしい)